歌舞伎役者の佐野川市松が役の衣裳にこの柄を用い好評を博し、以来市松模様と呼ばれるようになりました。

格子模様の一つで、柄が途切れることなく上下左右に続いていくことから、繁栄・繁盛の意味が込められ、昔から多くの人に親しまれてきました。

シンプルながらもおしゃれなデザインですので、ハンカチや布巾としてもお使いいただけます。

手芸用の生地としても使いやすい模様です。

ご自宅用やちょっとしたギフトにおすすめです。

かまわぬの手ぬぐいは総理(文)生地が使われています。

絵手ぬぐいに使用される特岡生地に比べると目が粗く、厚みのある生地です。

その分吸水性が高く、通気性もあり実用的な手ぬぐいです。

総理生地は使い込むことで味わいが増すのが魅力です。

手ぬぐいには大きく分けて「文(ぶん)」と「岡(おか)」 と呼ばれる2種類の生地があります。

文生地は20番手という太めの糸で織られ、岡生地は30番手という細い糸で織られています。

岡生地は細い糸で作るため、生地の目が細かく繊細な柄やグラデーションなど細かなデザイン表現が可能となっています。

文生地は太めの糸で作られているので、岡生地に比べ目が粗くなっています。

その分、通気性が良く吸水性にも優れているので、ハンカチやふきん代わりに最適です。

ただ、目が粗い分どうしても細かいデザインの表現力で岡生地にかなわないませんが、布の風合いを感じることができる良さがあります。

手ぬぐいは元々、主に汗や水を拭ったり、入浴時に体を洗ったりするための布で、使用後に乾きやすくするため、汚れが生地端にたまらず衛生的であるため、端を折り曲げて縫製せずに切りっぱなしになっております。

他にも、応急処置として包帯や鼻緒などに裂いて使用するためという理由から、両端をあえて縫製せずに切りっぱなしにされています。

日本は春夏秋冬という美しい四季に恵まれています。

古来より日本人は季節の変化を生活の中に取り入れ楽しみながら 暮らしてきました。

しかし現代のライフスタイルでは、季節を身近に感じることが難しく、またお部屋に季節感を取り入れる事はコストや手間がかかってしまいます。

そんな時、四季折々の手ぬぐいを季節ごとに変えることで、お部屋にいながら気軽に季節の移ろいをお楽しみいただけます。

手ぬぐいをおしぼやランチョンマットの代わりにしたり、ホコリ除けや水切りとして洗い物に敷いたり。

手を拭うという本来の使い方や、綺麗にインテリアとして飾る他、手ぬぐいを暮らしの道具として取り入れてはいかがでしょうか。

古くなっても捨ててしまわずに、ほつれたら縫い直して、最後は雑巾としも。

最後の最後の最後まで使い切れます。

サイズ:約33cm×90cm 素材:総理(綿100%) 生産地:日本 注意事項:※手染めのため色落ちがあります。

※水分を含むと色移りすることがあります。

※濡れたままでの放置はおやめください。

※洗濯の際は他のものと分けて手洗いしてください。

※商品の色はご覧頂くPC環境によって多少異なりますのでご了承下さい。

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税込価格 1,100円